2009年6月23日火曜日

お客様向けニューズレター『Voice』




KIでは、新年、春、秋の年3回『Voice』というニューズレターをお客様向けに発行しています。『Voice』発行回数は15回を数えました。




内容は、編集長が会社の方針やニュースについてメインの記事を書き、後は翻訳者の紹介や社員、業務、レストランの紹介とさまざまです


私は過去15回、三面記事の担当記者として、各5回シリーズ「匠 一筋の道」、「全国窯元巡り」、「東京そば屋巡り」を書いてきました。



趣味の世界ということもあり取材費は出ませんでしたが、この記事を書くことを口実に何度も旅をしたのが楽しい思い出です。


「匠 一筋の道」シリーズでは、昔からの知人で今では有名なそば職人高橋さんにインタビューするのを口実に広島に遊びに行き、そばはもちろん、お好み焼きと宮島の「あなごめし」まで食べてきました。


合気道の植芝守央道主にインタビューをしたときは、凛とした雰囲気に緊張してどもりましたね。



「全国窯元巡り」では、唐津に遊びに行き土平窯の土平さんに会って、ついでに唐津でおいしいお寿司を食べてきました。



「東京そば屋巡り」では、つい食い気が出て食べる前に写真を撮り忘れ、がっかりしたこともあります。



写真は「東京そば屋巡り」に使った「たかさご」の天麩羅そばです。




「東京そば屋巡り」も終わり、次の5回シリーズは「私の読書」です。今回は何を考えているのかが伝わるのでちょっと緊張します。



次号からの食べ物の記事については、こだわりの食べ物がたくさんある取締役の担当となり、「全国うまいもの巡り」が始まります。だいぶおたくの記事のようで、聞いたことのない食べ物が出てきそうです。



お客様に少しでもKIのことを知っていただこうと『Voice』始めてからもう6年。どんな小さなことでも続けていると、何かにつながるはずです。


編集委員会のメンバーの努力があるからこそ『Voice』を発行し続けられるのです。ご苦労さまです!

2009年6月17日水曜日

速報:独SAP社のPartner of the Yearに選ばれる!

うれしい知らせが今日ドイツのSAP Partner Forumに出席している社員から届きました。我が社が本年のSAP Partner of the Yearに選ばれたのです。




知らせを聞いたときには、2004年にSAP様とのお取引が始まって以来の社員の苦労が頭をよぎり、感動しました。

お取引開始直後は、ノウハウがまったくない状態で試行錯誤の連日でした。社員は毎晩遅くまで働いて、私は何もできずにただ見守るだけの日々でした。


仕事には苦しみや悩みがつきものですが、仕事上の喜びは何物にも変え難いものです。私は、この喜びがあるからこそ仕事を続けていけるのです。


Forumに出席しているのはSAPチームのマネージャで、「長年の苦労が報われました。。。」というメールをくれました。


これも、関係者の皆さまのおかげで、感謝の気持ちで一杯です。


さあ、会社の本当の勝負は山に登ったこれからです。日本の翻訳業界も変革を迫られています。気持ちを引き締めて、前に進んでいきましょう。

2009年6月10日水曜日

西脇基金とチャリティコンサート

西脇基金をご存じでしょうか。児童養護施設を巣立った子供たちに月々2万円の奨学金を出している基金です。今まで1,000人以上の子供がこの基金の恩恵を受けています。


基金の創設者は西脇摩耶さんで、働き盛りで亡くなったご主人の遺産を基金化し、18歳以上の「学びたい子供たちに学ぶチャンスを与える」という活動を続けています。




金利低下以来、基金の利息不足を補うために、年に一度のチャリティーコンサートが開催されています。





今年のチャリティーコンサートは9月28日で、前売り券3,000円、当日券が3,500円です。「富岳太鼓&タンゴ」が今年のプログラムです。



このチャリティーコンサート開催の中心となっているのが知人の税理士宮内眞木子さんです。





宮内さんは社会福祉法人の税務のエキスパートで、著書が10冊以上あるエネルギッシュで愉快な女性です。


先日ある会合で宮内さんに話をしてもらいました。


宮内さんは、ご自身の経験からライセンスには社会的信用付与効果があることを実感しているため、子供たちにライセンスを取るチャンスを与えたいという情熱があるようです。


チャリティーコンサートを開催するのには大変な時間とエネルギーが必要で、1500枚以上のチケットを売るだけでも大変です。


仕事をして、本を書いて、講演をして、チャリティーコンサートの準備をして、券を売って、寄付金を集めて、主婦をして、とまだまだありそうですが、宮内さんは寝る時間もないほど忙しいのに、どうしていつも元気でお肌がつやつやときれいなのでしょう。


肌に関しては生まれつきということがあるでしょうが、いつもはつらつとしているのはご自分の生き方に迷いがないからなのかな、って思っています。

2009年6月5日金曜日

(社)日本翻訳連盟

昨日、(社)日本翻訳連盟総会が開かれ、十数年ぶりに理事に復帰しました。


一時翻訳連盟の活動に積極的に参加していた時期がありますが、自分の力不足を感じてずいぶん長い間お休みをしていました。


今回2009年度のJTF翻訳祭企画実行委員会委員長をお引き受けしたのをきっかけに、理事を拝命したというわけです。


総会当日、蓮池薫さんの翻訳に関する講演があり、会場で蓮池さんの著書(翻訳本を含む)が売られていました。

私は、蓮池さんが初めて翻訳をした文庫本の「孤将」という本を買いました。蓮池さんがどんな翻訳をなさっているのか読むのが楽しみです。


連盟で、私は大きな影響を受けた女性経営者二人に出会いました。





一人は(株)十印の創業者勝田美保子会長です。翻訳連盟を社団法人にする時期から今日の連盟の基礎を作られた方で、もちろん十印の業界における存在の大きさは皆さんご存知のはずです。




私が勝田さんから学んだ一番大きなことは、「決断力」です。一度すごい決断をなさってすぐ行動に移したときには本当にびっくりしました。






もう一人は(株)シュタールジャパンのやはり創業者の加賀美道子社長です。加賀美社長から学んだことは、どんなときでも冷静で穏やかでありながら、確実に自分の意思を通す強さです。





お二人だけではなく、連盟での素晴らしい出会いがまた私の人生の大きな財産となることを楽しみに、業界と連盟の発展のためにできることを着実にしていこうと思っています。

ところで、このブログに載せた3枚の写真は私が携帯をiPhoneに変えて初めてiPhoneで撮ってもらったものです。


普通の携帯が嫌いで、前からiPhoneを欲しいと思っていました。iPhoneはネットもPCと同じように見ることができ、とても便利です。しかも、なんだか可愛いんです。