2013年9月27日金曜日

予期せぬ出来事 ― 業界調査編

翻訳連盟の業界調査(法人向け、個人向け)が今連盟のWebサイトにアップしています。

Photo: by IvanWalsh.com


連盟の業界調査委員会委員長として、ここに至るまでにいくつか予期せぬ出来事が起きました。

予期せぬ出来事その1

私がアンケート最終版のDTPをするはめに陥った。。。

外注先がアンケート最終版を作ると信じて、とりあえず私はアンケートの形にして入力しました。

委員の意見集約に手こずり、レイアウト、フォントやスペースはほぼ無視。

私は大まかな人間なのに、DTPをやっている自分に唖然。

最初いいかげんなものを作ったので、あとが大変でした。

どうしてこうなったの???

予期せぬ出来事その2

アンケートのWebサイトアップは専門の外注先に依頼したので安心していた。

ところが、Webアップはされていたが、細部調整はなかった。

委員の一人が調査の専門家で不具合をたくさん見つけてくれたので救われた。

でも、締切間際だったので、予定を1週間延期。

なぜ専門家に頼んでいるのに、こんなことが起こるの???
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これから、アンケートをまとめて分析するという大きな作業が残っています。

何事も経験ですが、びっくりすることが待っていないことを祈っています。




2013年9月20日金曜日

女性管理職割当制


安倍政権は全上場企業に「2020年までに役員に1人以上女性を登用すること」という方針を出しています。


Photo: by trupastilla



こういう女性管理職の割当制は??







急に女性管理職を増やしても様々なひずみが起こりませんか?

実力のない人が管理職になったり、男性差別が起きたり。。。

それよりもやるべきことは、男性は「仕事」、女性は「家事と育児」という文化を変えること。

これには長い時間がかかります。

同時に、女性がフルタイムで働ける社会支援システムの整備。

こういう社会支援システム+文化で女性の社会進出度も決まります。

一般的に、役員になり十分機能するには、フルタイムで働き続けられるというのが条件です。

それにしても、オリンピック開催年は、色々な施策の節目の年になっているのがおもしろいですね。




2013年9月13日金曜日

オリンピックin 1964 & 2020

9月8日は朝5時前に起床、仲間の道路工事の会社の社長は2時起き。

オリンピックで経済的影響がある順に起床時間が決まったのでしょうか。






1964年のオリンピックのときは名古屋の高校生。






三波春雄のオリンピック音頭を今でも口ずさめます。


当時は、オリンピックの経済的効果など考えない、のんきな高校生でした。






今回は違います。


日本再生は死活問題。






孫子の言葉に「上下の欲を同じうする者は勝つ」という言葉があります。

同じにするのが、「心」ではなく「欲」であるというところが深い。

会社でも世の中でも、「心」を一つにすることはできません。

でも、ある目標に対して「。。。をしたい」という気持ちを一つにすることはできます。

老若男女、それぞれの「欲」の中身は違っても、オリンピックという一つの目標に向かうことができるのが、オリンピック開催の意義の一つだと思っています。






2013年9月6日金曜日

倍返し



半沢直樹の「やられたら倍返し」というセリフは、言えたら痛快でしょうね。



でも、「倍返し」の本来の意味は、頂いたものや受け取ったものを、倍にして返すこと。

やられたことを倍にしてやり返す、という意味で使える言葉ではありません。

こうやって言葉は間違った使い方が本流になっていくのです。

弱者や、やられっぱなしの人が歯をくいしばり、目にものを見せるというのが、池井戸潤ワールドのテーマ

仲間の元銀行マンいわく、大手銀行では、半沢直樹の話は根も葉もないことではない。

これほど理不尽ではないようですが。

半沢直樹の人気は、自分の代わりに夢を実現してくれるから。

でも、なんだか殺伐としています。