2015年4月24日金曜日

人はおもしろい!

5月始めにまた1つ年を重ねます。

ふと人生を振り返ってもおかしくない年になりました。

今までの人生で一番大変だったのは人間関係。

人については苦しみました。

知人で、人間関係がいやで会社を売却、山中湖にこもった人がいて、納得した時期もありました。


それが今では、人はおもしろいと思えるようになりました。

私が相手を好きだと相手も私を好きになってくれ、相手を嫌いだと私は確実に嫌われます。

「得るよりも与えよ」です。

結果が出るまでの時間の長短はありますが、必ず結果はでます。

これが会社設立以来30年間、人について学んだことです。

人は私の心の鏡です。

こういうことは本に一杯書いてあるのに、経験するまでわからないとは。。。

でも、ずーとわからないよりいいか、と考える今日この頃です。

2015年4月14日火曜日

翻訳サービスに関する国際規格ISO 17100:JTFセミナー

翻訳サービスに関する国際規格ISO 17100の発行が迫っています。

5月19日開催の日本翻訳連盟(JTF)セミナーで、ISOをとりあげます。

https://www.jtf.jp/east_seminar/index_e.do?fn=search

今回のISO 17100発行により、業界に変化の風が起こりそうです。


Photo: by Kevin Dooley

このISOが発行されたことにより、業界の認知度があがると思われます。

もちろん、ISOの認証を取得していても、結果としての翻訳の品質保証ができるわけではありません。

一定のバックグラウンドや特定の年月以上の翻訳経験があるからといって、お客様の要求に合致した翻訳を提供できるとは限らないからです。

では、ISO 17100の認証取得のメリットは何でしょう?

今考えられるのは、大手企業や海外の会社と仕事をする上で、ISO取得が取引条件になる可能性があることです。

つまり、認証取得によりビジネスチャンスが広がる可能性がある、ということです。

今年の世界的な業界の動きとして重要なものなので、知って損はないと思います。

2015年4月10日金曜日

機械翻訳と翻訳業界

機械翻訳により翻訳業界が劇的に変化します。







先日は多言語情報発信シンポジウムが、そして今週はTAUS東京フォーラムが開催中です。

どちらもテーマは、機械翻訳。

各分野における機械翻訳の性能向上は時間の問題です。

そのために必要な大量の対訳データ(原文データと翻訳データの対)が、日本でも蓄積される動きがあります。

蓄積されたデータは、いずれ共有されます。

データの共有化が進めば、機械翻訳の性能は飛躍的に向上します。

その結果、多くのクライアントが自社で機械翻訳を使用するようになるでしょう。

そして、翻訳業界は劇的に変わるでしょう。

といっても、従来の翻訳の要求がなくなるわけではありませんが、翻訳業界に新しい時代がやってきます。

新しい時代には、翻訳会社には、高度な技術力、翻訳力、コンサル力が要求されるはずです。

そして翻訳者には、翻訳力、技術力、変化を受け入れる柔軟性が必要になるでしょう。

チャレンジする時が来ています。

2015年4月2日木曜日

母の独奏会


3月で90歳になった母が独奏会に出演しました。

歌った歌は、「出船」と「Over the Rainbow」。

歌の好きな母は1週間に1度、歌の個人レッスンにかよっています。


発表会の日は母がトップバッター。

この日の衣装係は私。

母の歌は若い人と比べると力強さでは負けますが、度胸では勝っていました。

若い時に弓道をしていて、試合でまったくあがらないので鉄の心臓と言われたそうです。

娘の私が知っている母と鉄の心臓をもつ母との接点は、私には見えません。

人のことを理解しているとは考えない方がいいようです。

母のことですらわからないのですから、。。。