2015年12月25日金曜日

JAZZ BAR SONE

10年以上前は、時々ジャズのライブを聴きに行っていました。

ところが、最近ではすっかりご無沙汰。


関西オフィス忘年会の二次会で、三宮のSONEで久し振りにジャズのライブを聴きました。


忘年会の二次会でジャズを聴きに行くなんて、ちょっといいですね。

なつかしい"Santa Claus Is Coming In Town"なども演奏され、ゆったりとした時間が流れました。

SONEは割と有名なようで、社員の一人が一度行きたかった場所とのこと。

ボーカルの女性は、これから1年米国に勉強に行くそうです。

日本人の女性ジャズボーカルで一流になる人はほとんどいませんが、チャレンジャーは応援したくなります。

来年はたまにはジャズでも聞いて、しばし心を休める余裕をもつことができるでしょうか。

皆さま、今年は大変お世話になりました、来年もまたよろしくお願いいたします。

2015年12月18日金曜日

箱根 匠の宿佳松

箱根の佳松(よしまつ)という旅館に母と二人で1泊してきました。

佳松は母のお気に入り。

ほどよい応対とほどよい料理で、疲れない旅館です。

箱根ホテルで芦ノ湖をぼーと見て、旅館に行っただけの旅でした。

今回は、朝食を紹介します。


出汁入り卵焼き。

甘い卵焼きか出汁入りかの選択ができます。


まぐろの中落ち。

朝から烏賊のお刺身ぐらいは出ますが、中落ちは初めて。


鯵の干物か金目鯛かの選択で、金目を選択。

脂がのっていました。

その他、セリのおひたし、ひじきの小鉢、ポテトサラダ、湯豆腐、香のもの、味噌汁、ごはんでした。

これからも時間の許す限り、母の好きな所に一緒に行きたいと思っています。

2015年12月11日金曜日

勝敗は六分か七分勝てば良い

年末恒例の経営者による歌合戦に今年も参加しました。

この歌合戦は15年続いています。
私は今年も赤組キャプテン。

出演者は紅白で110名、観客約400名。


出演者は、経営者とその家族、社員。

皆衣装にはこっています。

かつら、サングラス、衣装でこういう格好をしている人がいるのです。

出好きな経営者が多いので、その熱気はすごい!

結果は両組引き分けで、最後は赤組の判定負け。

武田信玄も「勝敗は六分か七分勝てば良い。八分の勝ちはすでに危険であり、九分、十分の勝ちは大敗を招く下地となる。」と言っています。

時には、負けることも必要ということです。

まだ今年は翻訳のISOの審査が残っていますが、有意義な1年でした。

2015年12月4日金曜日

『ロゴスの市』

今回も本の紹介です。



乙川憂三郎著『ロゴスの市』です。
男性の主人公は文芸翻訳家、女性の主人公は同時通訳。

翻訳、通訳という分野では、どちらも身近にいる職業の人たちです。

男女は三鷹にある大学の言語学科の同級生。

時代は「異邦人」が流行していた1970年代。

この男女が言葉と格闘し、苦しみながら一流の翻訳家と同時通訳になっていきます。

その過程で愛し合いながら、運命にもてあそばれ、孤独な人生を送る二人。

私にとって美しい文章というと、宮城谷昌光や葉室麟が頭に浮かびます。

でも、この作家の文章は、どこかに書いてありましたが、たしかに端正です。

文中で翻訳について印象に残った一文は、

「原文を見たまま考えると、どうしても英語の構造に縛られるから、翻訳するときは顔を上げる....」でした。